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出羽島/てばじま  Tebajima...

 

出羽島は徳島県の南部海部郡牟岐町の沖合い4キロにある

周囲約4キロの車が一台も無い静かな離れ小島です。。

室戸阿南海岸国定公園のほぼ中央に位置し

北は蒲生田岬と伊島、南は室戸岬までを見渡せます。

手つかずの雄大な大自然がそこには広がり

牟岐大島方面からあがる朝日や四国山地に沈む夕日は

ここからでしか見れない素晴らしい眺望です。

 

昭和初期頃カツオ節の大生産地として栄え、1000人近くが暮らしていました。

今もなお静かに、悠久のときの流れ、島時間の中では35人ほどが暮らしています。

島時間

連絡船大生丸(おおいけまる)で牟岐から出羽島に向けて出発。。出羽島港に入ると時間が止まったような静けさに気づくでしょう。。島には車が一台も走っていません。。排気ガスも無い静かな環境で都会の喧騒を忘れ、悠久の時の流れ、島時間を味わってみませんか??

町並み

出羽島で多く見られるでミセ作り(開ければ縁代、閉めれば雨戸になる)と呼ばれる建築様式が多く見られます。。

牟岐町では出羽島のレトロな雰囲気が漂う情緒たっぷりの町並みを残していこうと重伝建、いわゆる重要伝統的建造物群、文化庁の指定する町並み保存制度指定認可を2017年7月に受け年間2〜3棟ずつが修復されています。

石積み堤防

ゲストハウス前にある大正時代に建造された石積みの堤防。。今なお原型をとどめ島の玄関口に位置しています。その当時の職人さんの技術の高さが伺えます。出羽島の象徴的風景の一つといえるでしょう。

灯台

出羽島の山の山頂は66メートル、灯台のてっぺんはそれより10メートルほど高くなっています。紀伊水道を航行する船の大事な道しるべとなっています。。山頂からは蒲生田岬から室戸岬までが一望出来、素晴らしい眺望が見渡せます。眼下に広がる津島、牟岐大島が箱庭のように見えます。。

大うなぎ

 

出羽島に居るのは海の魚だけではありません。。

標高66メートルの山にも沢があって山から井戸場に水が流れています。その井戸場のすぐ上の水の溜まりに大うなぎが生息しています。。

大池/シラタマモ

出羽島の西海岸には大池という池があります。。そこには世界に3カ所しか発見されていないという学術的にも非常に貴重なシラタマモという藻が自生しています。

遊歩道

出羽島は周囲約4キロメートルの小さな島です。。島には西回り遊歩道と東周り遊歩道があって灯台のある山頂(海抜66m)に登ることが出来て、一周することが出来ますが、現在東回り遊歩道は通行止めとなっております。

海/自然

 

室戸阿南海岸国定公園のほぼ中央に位置し、太平洋荒波と四国山地の山々とが融合し合い、手つかずの素晴らしい大自然がそこには広がっています。。

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